おいしいコーヒーってなんでしょうか?あなたが飲んでいるコーヒーでおいしいコーヒー、まずいコーヒーを決めているものは?それは
この4つのどれが欠けても本当においしいコーヒーを飲むことはできません。どんなに良いコーヒー豆を使っても、焙煎がうまくいっていなければコーヒー豆が生焼けでイヤな酸味が出ます。またコーヒーの抽出方法が悪いとアクやエグミまでドリップしてしまったりします。
結論を申し上げますとどんなに良いコーヒー豆を使って、どんなに良い焙煎をしても最後の抽出方法が間違っていればコーヒーはおいしくならないのです。
だからコーヒーが好きな方にこそ抽出にこだわってほしい。私をそう思っています。せっかくお金を出して買った良質なコーヒーも抽出方法が間違っていれば台無しですね。
ではどんなコーヒー器具であればおいしいコーヒーが抽出できるのでしょう。簡単に言いますと良いコーヒーの良い成分だけを抽出し、悪い成分は抽出しない。理屈的にはこうなります。なぜかと言いますと、まずコーヒー豆というのはコーヒーの木になる赤い実の中に入っている種を取り出し、火を加え煎ったものです。火を加える過程で様々な化学変化がおこりクロロゲン酸などのうまみ成分が増えます。そしてこのうまみ成分はどこに含まれているかというとコーヒー豆の内部(細かい細胞の中)に含まれます。ですので、コーヒーを抽出する時にはこの内部のうまみ成分をキチンと抽出することが大切なのです。
それと同時にコーヒーはアクやエグミなどのおいしくない成分も含んでいますので、そのおいしくない成分を抽出しないことがポイントなのです。この2つのことが同時にできるコーヒー器具でないと本当においしいコーヒーにはたどり着けないのです。
ではどんなコーヒー器具がよいのでしょか?
お湯の量の加減ができるコーヒーの抽出方法としては、ハンドドリップしかございません。 その中でも「コーノ式」と呼ばれるドリッパーが一番です。